プライマリーバランス最新試算を公表 2025年度赤字幅、前回の見通しから3倍に
・政府は、プライマリーバランス=基礎的財政収支の最新の試算を公表した。 防衛費の増額などで2025年度の赤字幅は前回の見通しから3倍に膨れた。 プライマリーバランスとは国や自治体の行政サービスが税収などでまかなえているかどうかを示す指標で、2000年代は赤字がずっと続いている。
・政府は半年に一度、試算を示していて、最新のものではGDP=国内総生産の実質成長率が2％程度で続くことを想定した場合、プライマリーバランスは2026年度に黒字化する見通し。 さらに、このままの歳出改革を続ければ2025年度の黒字化目標も「視野に入る」としている。
・一方で、防衛費の増額などで2025年度の赤字幅が前回の試算から3倍に拡大していて黒字化への道のりはより厳しくなっている。 岸田首相は、「不確実性が高まる中でこうした姿を実現することは容易ではないが、市場や国際社会における中長期的な財政の持続可能性の信認が失われることがないよう、経済再生と財政健全化の両立に努めていく」と述べた。
1月24日
プライマリーバランス最新試算を公表 2025年度赤字幅、前回の見通しから3倍に（FNNプライムオンライン（フジテレビ系）） - Yahoo!ニュース
岸田文雄
岸田 文雄（きしだ ふみお、1957年〈昭和32年〉7月29日 - ）は、日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員（10期）、内閣総理大臣（第100代・第101代）、自由民主党総裁（第27代）、宏池会会長（第9代）。
ネット上のコメント
・岸田総理に、国民にしっかり届くようにわかりやすい言葉で明確に答えろよ、と言いたい。前からそうだが、何を目的にしているのかさっぱりわからない。わからないまま進め、気がついたときには「増税」という言葉が出てくる。こんな国民を騙すような行為は止めたほうがいい。
・財務省の言うことは信用できない。プライマリーバランスなど企業でいえば損益計算書みたいなもんでしょう。それでは経営の実態はわかりません。最低、貸借対照表がないと。政府の場合は統合政府の貸借対照表です。 プライマリーバランスだけで議論すべきではない！
・プライマリーバランスなんぞ財政の健全度を測るには何の意味も無い数字。なにせ財政破綻直後のギリシャでも黒字化を達成している。超緊縮財政と国民負担大幅増に依るGDPの激減と労働力人口の大量流出という国家を危うくする副作用を伴って。
・予算の半分がずっと赤字国債。 3倍も2倍も大して変わらんと思う。
・岸田政権への援護射撃ですね。どこが発表したって？
