【感動する話】カレー店で100円の代金を払えなかった少年…社会人になり、店で発した言葉に店主は涙
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カレー店で100円の代金を払えなかった少年…社会人になり、店で発した言葉に店主は涙

記事によると…

・中学3年生までの子どもが無料でカレーライスを食べられる、奈良県橿原(かしはら)市の飲食店「げんきカレー」は2018年に開店しました。始めて5年ほどたちましたが、経営は毎月赤字だといいます。それでも店を続けるのには、店主の思いがあるのだそうです。

金気にせず おなかいっぱいに

・「げんきカレー」は、週4日、ランチタイムに営業している。子どもたちも食べに来る土、日曜と、200円のチケットで応援してくれる地域の大人たち向けに店を開ける水、木曜だ。

・店主の斉藤樹(しげる)さん(51)の本業は、英会話教室の経営。カレー店は一人で切り盛りしていて、お米は農家が寄付してくれるが、店舗の賃料や光熱費で、実は毎月5万円弱の赤字だという。よく尋ねられる。「なんで店をやっているの?」

幼少期の思い出

・4人きょうだいの末っ子として地元で育った斉藤さんは、小学校から帰ってくると、近所の家のおばちゃんに、よく声をかけられた。「お帰り。リンゴあるで。あがって食べていき」

・共働きの両親は暗くなるまで帰らない。「分からんとこあるなら、見たるで」。その家のお姉ちゃんが算数を教えてくれた。何度も夕食をごちそうになった。

・少年野球の帰り道には、同級生の親が営む喫茶店にみんなで寄ってプリンアラモードを食べた。「立ち寄れる場所がいっぱいあって、地域の人たちに育ててもらった。恩返しとして、昔のような地域のつながりを取り戻したい」。そんな思いがあった。

・本業での経験も、店の仕組み作りに影響している。

・起業して20年近くになる英会話教室。「世界に視野を広げてほしい」という思いで運営しているが、楽しそうに通っていた子が、家庭の事情でやめることがある。母親の横で、「なんで、もう来たらあかんの?」と残念がっていた子もいた。

・リストラや両親の離婚など、事情はいろいろあると思う。でも、「8000円の月謝を切り詰める必要がある状況で、ちゃんとご飯を食べられているのだろうか」と心配になった。

・子どもなら誰でも、お金のことを気にせずにおなかいっぱい食べられて、勉強もできる場所を作れないだろうか――。近隣の「子ども食堂」を見学して、夢を具体的にしていった。週に1回とか月に1回の食堂ではなく、お店を開こう。カレーなら、作っておけば盛りつけるだけだ。トッピングでメニューも増やせる。「なんと言っても、子どもたちはカレーが大好きだ」

(略)

1月18日 カレー店で100円の代金を払えなかった少年…社会人になり、店で発した言葉に店主は涙(読売新聞(ヨミドクター)) - Yahoo!ニュース

げんきカレー

斉藤さん(右)に近況を報告しながら「げんきカレー」を味わう倉本さん(昨年12月)(読売新聞社)。

子ども食堂に関わるニュースを見るたびに胸が痛みます。 母子家庭など、間違いなく貧困に苦しむ子供がいて、これが日本の実情なんだと。 美談ではなく、現実の問題として突きつけられているようで苦しく思います。 これから、まだまだ物価上昇するでしょう。 間違いなく、子ども食堂のような人の善意に頼ったことは耐えられなくなるのは目に見えています。利益が出なければ継続することはできないからです。 根本からの改善が急務になるはずです。 総理は異次元の少子化対策とか見出しだけの政策を高らかに掲げ、麻生さんは少子化の原因は晩婚化と、これまた明後日の方向を見てお話しされてます。 今を生きる子どもから目を逸らさないでいただきたいものです。

見出しだけだと、そもそもなぜ中学3年生まで無料でカレーライスが食べられるのか、経営的にどういうシステムとなっているのかと思いましたが、経営者にこのような原体験があったのですね。でもだからと言って、これはなかなか出来ることではないです。店主の方がお腹いっぱいに食べさせてもらった頃と比べて、今はその頃とは比べものにならないくらい金銭面では大変だろうと思います。そこでボランティアの方たちの支えが大きいと思います。ひとりでは到底無理なことでも、こうしてスクラムを組んでやれば、可能性が開けて来るということを学ばせてもらいました。

ミライチケットは凄く良い発想だと思う。 元々は子どもたちを腹一杯にしたいという店主の心意気からスタートしたのが、時が流れ、見ず知らずの人から受けた恩恵を自分が働き出したら恩返するんだ!という気持ちを育んだというのは、店主が涙するのも納得です。

良いお話でした、チケットを貼る大人の姿を見ていた「自分で稼げるようになったら、やってみたい」…子どもが憧れるおとなが近くにいた、子どもは良い環境を与えられると成長する、良い環境を与えられて育ったおとなは、子どもに良い環境を提供するようになると思う、子どもには3間が必要だ、空間、時間、仲間、3間を子どもに提供できるのは近くにいる大人だと思う、大人の行動を子どもは見ている、子どもが憧れる大人なることが出来たとしたら、チョット嬉しいかも

本当に素晴らしいです。 ありがとうございます。 この考え方が1人でも多く広まりますように‥

子供たちも、ミライチケットを使いながら、将来こんな大人になりたい。と思って成長していくところが面白い。大人だって、目に見える状態でチケットを貼り、それを目の前で使ってくれたり喜んでくれるのを見るだけでも達成感があると思う。おごることをためらわない大人はたくさんいます。心が充実している人は人を幸せにしたいという状態になっているという記事を見たことがあります。苦労している人を助けたりする社会は大事ですね。

数百、数千の無料カレーの果てに、産まれた絆、感情、縁なんだろうからそりゃ店主は嬉しいだろう。

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