大学入学共通テスト、東京大で数学「1分早く終了した」受験生の主張認め再試験対象に</21>
・1月15日に東京大学教養学部試験場内の教室で行われた大学入学共通テストの数学①(数学Ⅰと数学ⅠA)の試験で、「1分早く終了した」という受験生の主張が認められ、その教室の受験生全員が再試験の対象となった。
・数学①の試験時間は70分。大学入試センターによると、その教室の試験監督は11時23分に試験を開始し、12時33分に終了した認識でいた。しかし、試験後に受験生から「11時24分に開始したので、1分早く終わったのではないか」という主張があった。
・複数の監督者が協議したが、いずれも「秒針は確認していたが、(開始時の)分針が確かに23分だったか確認できなかった」という。そのため、受験者の主張を認め、再試験の対象としたという。
・この教室の受験者は70人。29日の再試験を希望し、実際に受験した場合はその点数が成績となる。再試験を受けなかった場合は、15日の本試験の点数が成績となる。
大学入学共通テスト
大学入学共通テストは、大学に入学を志願する者の高等学校段階における基礎的な学習の達成の程度を判定することを主たる目的とするものであり、各大学が、それぞれの判断と創意工夫に基づき適切に用いることにより、大学教育を受けるにふさわしい能力・意欲・適性等を多面的・総合的に評価・判定することに資するものです。
ネット上のコメント
・試験監督の仕事よくやります。こういった監督のミスは聞いたことないし、もっとも避けねばならないことですが、会社側から「アナログ式の腕時計の持参と使用」を指示されることは多いです。私は万が一が怖いので、腕時計とデジタル型の電波時計も持参し、併用しますが、本音を言えばデジタル型の電波時計は会社側が用意し、メインとしてそれを使用し、監督員個人のアナログ式腕時計はサブ的役割とするべきではないかと思っています。
・大半の受験生が再受験をしないと思う。 数学②ならまだしも、①は1分などあっても大して結果は変わらない。できる受験生はすでに終わっているだろうし、①で苦戦するようなら、もう今年の合格は諦めたほうがいい。 きちんと準備をしている受験生なら、私立や二次対策に遅れるリスクのほうが大きい。
・特に受験においては、いろんなことを受験者からも主催者(大学)からも厳しく言われるので、個人的には避ける(試験監督をやらない)ようにしています。時給が良いわけではない上(他の試験と同額)、学生さんの緊張がこちらに伝わってくるし、何とも言えない感じなんですよね。
・また、再発防止策として、各試験場でキッチンタイマーのような物を複数設置すれば良いと思いますがどうでしょうかね? それと監督官の時計と合わせてダブル、トリプルで正確性を担保するとなお良いと思います。
・試験の監督なので間違いのないようにやる事はとても大切だと思いますが。大雪の北国から交通の便の良くないところまで全国どの会場でも公平にきっちり同じ条件で実施するところに無理がありますね。
【出会い】華の会メールで楽しく日記をつける私ですが