スーチー氏に禁錮、刑期33年に 動き封じて来年8月選挙へ
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スーチー氏に禁錮、刑期33年に 動き封じて来年8月選挙へ

記事によると…

【ヤンゴン共同】ミャンマー国軍の統制下にある首都ネピドーの裁判所は30日、国家顧問兼外相だったアウンサンスーチー氏(77)に対し、最後に残った汚職事件5件で禁錮7年の有罪判決を言い渡した。法曹関係者が明らかにした。スーチー氏は2021年2月のクーデター直後に拘束され、汚職や国家機密漏えいなど計19件で訴追された。いずれも無実を主張したが全て有罪となり、刑期は計33年に達した。

今回の判決で一連の裁判は終了。国軍は長期の禁錮刑でスーチー氏を封じて民主派への影響力を制限し、23年8月までに実施予定の選挙を経て親軍の政権樹立を目指すとみられる。

12月30日 スーチー氏に禁錮、刑期33年に 動き封じて来年8月選挙へ(共同通信) - Yahoo!ニュース

スーチー

 

Aung San Suu Kyi at the Enthronement of Naruhito (1).jpg

アウンサンスーチー1945年6月19日 - )は、ミャンマーにおける非暴力民主化運動の元指導者、元映画監督。元国家顧問。現在はミャンマー国軍のクーデターによって発足した現政府に犯罪者として扱われている。

ネット上のコメント

軍事政権としては、年月の経過により、民衆の記憶から彼女の影響力や存在を消すことが出来る期間であれば何年でも良いわけです。33年も経てば彼女も100歳を超えてるし、仮に生きていたとしても、もう自ら民主化運動の先頭に立つことも政権運営を担うことも叶わないわけで、そこまで持っていければ別に何年でも良いわけです。 この国は彼女の意思を受け継ぐ次の世代が生まれてこなければいけないし、彼女自身もそれを望んでいるはず。

ミャンマーで民主化運動の動きが封じられ、ロシアと中国に代表される一党独裁の強権国家が勢力拡大を目論み軍事力を誇示している今、自由と平等の基本的価値観に基づく民主主義が試されている。 私達は、自由と民主主義を謳歌し、今日にいたる繁栄を築き上げてきた。 私達には、自由と民主主義に基づく豊かで平和な日本を、子孫に引き継ぐ責務があると思う。

民主主義というのは普遍的な政治システムではなく、一部の地域の一部の時代に発生したものでしかない。軍事政権や独裁政権の歴史や普遍性の方が遥かに大きい。

ミャンマーのZ世代は民主化の達成以外に受け入れない。ここでスーチー氏を封じても何の効果もないし、かえって政権への反感を買うだけ。 前回の選挙で大敗したことを受け入れず、クーデターの理由は不正選挙。ならば来年8月に行う選挙が不正でないと、国民が受け入れるか? 軍の横暴を認めない国民は、軍のトップが国政を担う限り結果がどうあれ受け入れないはず。日本は国葬に軍のトップを招くなど旧態依然の利権争い。ODAも継続しているが、軍政への注文を付けるなど内政干渉といわれない範囲で圧力をかけるべきだ。それができるか極めて怪しいが・・・

ASEANはこれからどうするんだろうな これで選挙やって「民主的な政権を樹立しました!」と言われても到底受け入れ難いし、ヘタに受け入れたらASEAN全体が世界から顰蹙を買うだろう かと言って、各国とも相互に内政には口出さないのが大原則だし、何より他国に突っ込めるほど自身は正統派な政治をしているのか?というカウンターが飛んでくる 軍の色が強くても、まずは内戦の停止と民主主義の体裁を整えるのが最優先、という形で妥協するのだろうか

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