「うまい棒」会社に罰金10万円 従業員9人に違法な長時間労働
・ スナック菓子「うまい棒」などを製造する茨城県常総市の菓子メーカー「リスカ」が従業員9人に違法な長時間労働をさせたとして、下妻区検は22日までに、労働基準法違反の罪で法人としての同社と、武藤秀二社長(50)を略式起訴した。
・下妻簡裁は同日までに、それぞれに罰金10万円の略式命令を出した。 起訴状によると、2021年1月1日から11月30日までの間、市内の工場で働く従業員9人に、労働時間の延長に関する協定を超える時間外労働をさせたとしている。
・同社は「今後はこのような法令違反を起こさずに、経営を続けていく」とコメント。納付書が届き次第、罰金を納付するという。
うまい棒
うまい棒(うまいぼう)は、リスカが製造し、やおきんが販売している棒状のコーンパフスナック菓子。製造はリスカ株式会社。1979年7月の発売以来、42年間は標準小売価格は1本10円(消費税込)を維持してきたが、原材料高騰のため2022年4月出荷分から12円に値上げされた
ネット上のコメント
・犯した責任は、改善すべきものであるが、この会社に限らず、『企業努力や店主の心意気』など、安いことだけに着目しているメディアにも問題があると思う。もしうまい棒がサイズ感を戻した上で20円に値上げをすれば、もっと人件費や作業効率化に予算が計上出来て労働環境も良くなると思う。
・労働基準法第36条の条文を見てみると、「使用者は当該事業所に、労働者の過半数で組織する労働組合がある場合においてはその労働組合、中略、 労働組合がない場合においては労働者の過半数を代表する者との書面による協定をし・・・・」とある。この場合は取り決めがあったからこういうことになったと思うが、そもそも零細企業やその辺の小さなお店やなんかには書面による協定などありませんし、ほぼほぼ奴隷労働のようなものがまかり通ってるんじゃないかと。あくまでも私個人の意見ですが。
・みなし労働営業職で朝6時から夜9時まで拘束時間。 そんな生活半年続けていたら動悸がするようになり、若くても睡眠不足疲労回復させないと体を壊してしまうと痛感することがありました。 得意先で営業していない時間は自由ですが営業の準備やらアポ取りやら事務仕事もある。 みなし労働では昼休憩1時間と規定されているけど実際に1時間も連絡がつかない状態になれば問題になる。 みなし労働やめてほしい。
・時間外労働しても金が欲しいって人は副業ですよね。 結果的に金が欲しいからと副業やっても本業の残業の方が時給換算で倍くらいあるので残業規制はいい迷惑って人もいるでしょ。
・会社としては売上が多い(大きい)程 大した痛手でもない 今回のように社会的に企業イメージとして 損失は名の通った会社程大きいと考えられるが それもたかが知れている