ゼロコロナ緩和の中国、来年に死者100万人超える恐れ=米研究所
・「ゼロコロナ」政策を大幅緩和した中国では来年を通じて新型コロナウイルスの感染者が爆発的に増加し、死者は100万人を超える恐れがある――。米ワシントン大学医学部保健指標評価研究所(IHME)は16日公表した最新のモデル予測結果に基づいてこうした見通しを示した。
・それによると、感染者数増加のピークは来年4月1日ごろで、死者は32万2000人に達すると予想されている。IHMEのマレー所長は、この時点までに中国全人口のおよそ3分の1が感染を余儀なくされるだろうと述べた。 中国保健当局は、ゼロコロナ政策緩和以降に死者が発生したと公式には発表していない。これまでに当局が明らかにした死者数の合計は5235人。
・現在は、多くの人が移動する来年1月の春節(旧正月)休み期間中に感染が急増する事態が懸念されている。 マレー氏はゼロコロナ政策について、ある段階の変異株までは感染者を抑え込めていたかもしれないが、感染力の強いオミクロン株の登場で政策維持が不可能になったと指摘した。 IHMEのモデル予測は、香港における死亡率や中国政府が提供しているワクチン接種率、感染増加に伴う各地方の対応に関する想定なども盛り込んで算出された。
・別の専門家は、最終的に中国全人口の60%前後が感染し、来年1月に感染のピークを迎えると予想し、高齢者など重症化リスクの高い人々が最も打撃を受けるとみている。
・14日に公表された香港大学の研究者らの予測に基づくと、ゼロコロナ政策緩和に伴って今年12月から来年1月までに100万人当たりの死者が684人に上る可能性がある。
・大規模な追加接種を実施しないと仮定すれば、これは全人口に当てはめると96万4400人の死者が発生する計算になるという。
12月19日 https://news.yahoo.co.jp/articles/40c842791f6809414bf3a30c2577bf05f022e79d
ゼロコロナ政策
ゼロコロナ政策は、新型コロナウイルス感染症への対策として、都市封鎖など強制的な取り組みによって市中感染を徹底的に抑え込もうとする政策。
特に中華人民共和国において中国共産党が推し進める厳格な行動制限などを通じて、感染症の完全な封じ込めをはかる政策がよく知られている。
ネット上のコメント
・弱毒化した新型コロナ オミクロン株に至っては 感染予防規制緩和すると公言しているのだから当たり前でしょ
・中国も、もちろん報道規制はしていると思うけど死者の数は爆発的に増えてはいなそうだ。 感染者が増えて高齢者は危険かもしれないけど普通の人には風邪と同じなのでしょう。 他のテレビニュースでは感染者が増えても自由が手に入り良かったと話している映像もたくさん出ていた。 中国の市内が閑散としたニュースもコロナの煽り報道と同じで全部鵜呑みにするのも間違いだと思う。
・感染者が急増している北京では、人々が感染を恐れ、町が閑散としている状況です。これから各地で「第一波」の感染が急拡大していくことは時間の問題でしょう
・こんなことは容易に想像出来ていた事で驚くべきことではないと思う。
・ゼロコロナ→ウィズコロナに舵切りしたとのことだけど その切り替え前から、感染は拡大していたとWHOが言ってました と言うことは、感染拡大の歯止めが効かなくなったため、ゼロコロナを掲げていては不具合が生じたのかな?と思います ウィズコロナに変えることで、感染者数の情報を隠しつつ徐々に発表する人数を、本当の数字に近づけていくのかな