社会保険労務士の女を逮捕 コロナの雇用調整助成金を詐取した疑い 専門知識を悪用か
・嘘の申請をして国から新型コロナ対策の雇用調整助成金をだましとったとして、社会保険労務士の女らが逮捕されました。
・社会保険労務士の丸山文子容疑者(52)と中古車販売会社役員の伊能英徳容疑者(48)はおととし、国から雇用調整助成金約400万円をだまし取った疑いが持たれています。
・伊能容疑者については同様の手口で他にも約180万円をだまし取った疑いが持たれています。
・警視庁によりますと、丸山容疑者が社会保険労務士としての専門知識を使って書類作成の代行などをしていて、2人は実際には在籍していない男性らを従業員と装ったうえ、休業手当を支払ったと架空の申請をしていたということです。
・丸山容疑者は他にも約10の事業者の約3000万円分の不正請求に関わったとみられ、警視庁は少なくとも数百万円を手数料として得ていたとみて捜査しています。
1月10日
https://news.yahoo.co.jp/articles/22fbcd37d8f7a1a2cbeb90a980e763216553088f
社会保険労務士
社会保険労務士は、労働・社会保険の問題の専門家として、労働保険・社会保険諸法令に基づいて、行政機関に提出する提出書類や申請書等を依頼者に代わって作成すること、個別労働関係紛争の解決手続の代理を行うこと、また企業を経営していくうえでの労務管理や社会保険、障害年金、国民年金、厚生年金保険についての相談・指導を行うことを業とする国家資格であり、職務上請求を行うことができる八士業の一つである。
ネット上のコメント
・国の制度が複雑で申請書類が面倒であればあるほど、士業やコンサルが補助金・助成金ビジネスに手を染める この補助金・助成金ビジネスが不正の温床になって、税金の無駄使いになっている そもそも申請書類も体裁を整えた作文なので、審査側も作文の審査はできても内容の審査まではできない 不正が横行する補助金や助成金を見直すべきだと思う
・当初、社労士は支給された助成金の一定割合を報酬として取得する契約を結び、バブルさながらの様相を呈していたのであり、そこに不正があったり、暴利があったりしたならば、労基署はどしどし、事業者と共に制裁や課徴金を加えればよいと思います。
・こんなのは氷山の一角でしょう。
・我々の血税で運用してる制度なので、正確な申請をしていただきたいです。
・バレない儲けられると、かなりの社労士が関与してるはず。社労士による自主申告、該当企業の返還をすれば罰則免除にすればいいと思う。士業方はわかった上なので資格剥奪妥当。