派手に燃え上がっているColabo「不当」会計疑惑住民監査請求のゆくえ
・最高に面倒くさいことになっている活動家・仁藤夢乃さん率いるColaboの一件、Colaboに対する住民監査請求が棄却・却下されずに通ってしまって、年末政治の話題に華を添えています。
コラボ・仁藤夢乃さん叩きの構図は、事情をある程度分かりながら、こうやって事態を捻じ曲げて煽る連中がおり、それに便乗して事実をろくすっぽ分かっていない、貸借対照表を「賃借対照表」と勘違いし、私と衣笠先生を取り違えるレベルの連中が、大群となって罵詈雑言を浴びせているのだと思います。
— 墨東公安委員会 (@bokukoui) December 31, 2022
・監査請求を出した暇空茜さんが監査結果の内容の一部をネットで公開したのを見る限り、会計に対して「不当」という強い言葉を使い、担当部局に対して是正を勧告するという、この手の問題においては割と(かなり)強い表現になっています。 各所で話題になっていますが、公開されている記録の限りでは、2016年以降、監査請求が通ったのは、都知事だった舛添要一さんが公用車を私用に使った程度の話です。今回のように、福祉政策に関わる団体の報告や精算において、「不当」との判断が出され、2月末を期限として処理を勧告するというのはなかなか踏み込んだ話であります。
・年末のクソ忙しい東京都庁の職員に話を聞くと、みんな一様に驚いた様子であったようです。
・本件は当初「問題なし」で処理されかけたところ、公認会計士の資格を持つ有識者からの指摘が複数あり、差し戻しとなりました。 その結果、裏付けのない支出や過大な経費計上だけでなく、「大項目間での費消経費の移動」や提出された予算計画と寸分たがわぬ経費実績を報告する、いわゆる「すり切り実績報告」も確認されているようです。一般企業では、こうした行為は普通に粉飾決算にあたります。
・一般企業では駄目なのに、公金が入っているNPOや一般社団法人でこのような会計が横行しているのだとしたら、大変な問題です。
・今回の経費計上「不当」問題において、Colaboの貸借対照表を作成したのは公認会計士・税理士の矢崎芽生さんという方です。この方は、いわゆるNPO会計基準の会計スペシャリストでもあり、NPO法人会計基準専門委員として会計基準の策定にも関わっているとされる有識者の一人。一連の不当計上では、公認会計士協会による懲戒処分の対象となる恐れもあり、年明けにどうなるのか注目されます。 言われてみれば、Colaboが義務付けられていた貸借対照表5年分の開示をしていなかった問題で、貸借対照表を作成したのが矢崎芽生さんであったにもかかわらず、この問題が露顕するや、数年にわたり運用していたTwitterアカウントを削除し、SNSからいなくなってしまったのを思い出しました。
・取材で都庁内や都議から出る内容を総合すると、このすり切り予算に加えて、公金が投入されているColaboで、仁藤夢乃さんが沖縄・辺野古基地建設反対運動に自身や被保護女性を連れて参加した件を含めれば、単に報告書に載っていた不当支出の経費項目が適正に再提出され一部の公金を返金することでは済まず、当面の間、関係者が公的事業から出禁になる恐れもある事案だと考えられます(忠実義務の違反や代表理事・業務執行理事の賠償責任)。
・さらに、この不当(不正)会計の問題は、厚生労働省などで実際に業務に携わる仁藤夢乃さんや困窮女性に対する支援を手がける「BONDプロジェクト」、ポルノ被害や性暴力などの相談に乗っているNPO法人ぱっぷすなどの利益相反問題に延焼していくだろうと思います。関係団体自らが利害関係者にもかかわらず、国の政策とその予算支出に直接関与していると見られるからです。
Colabo問題
一般社団法人Colaboは、主に少女の自立支援を行っている法人である。 女子高生サポートセンター「Colabo」を開設して「若者と社会をつなぐきっかけの場づくり事業」を展開している。事務局は東京都新宿区歌舞伎町に置いている。
火が付いた理由は、ネットではフェミニストとしても知られる活動家の仁藤夢乃さんが代表理事を務める一般社団法人「Colabo」が、東京都からの委託事業や交付金を受け取っていながら、都などに報告する活動計算書ほかの書面に不適切な仕訳の支払いがあることが発覚したことによりネット上で大炎上している。
ネット上のコメント
・この団体についてはあまり知らないけど 困窮状態にある人のための駆け込み寺である筈の場所でさらに被害に遇うというのは多いみたい(当事者から実体験を複数聞いた) 行政でもNPOでも人間のすることだし 社会には解決が容易ではない問題が沢山ある。 お金を稼ぐって大変なこと 本当に血税だと思うので、困っている人の元にしっかり届いてほしい。
・共産党と強いつながりがある仁藤夢乃さんが運営するColaboの不正疑惑を報道しないマスコミは仁藤さんのバックにいるナニカグループとお仲間ではないかと仮定する
・とはいえ、テレビも新聞もcolabo側の弁護団による会見以降、触れていない。 明らかな闇だよね。 純粋に公金入ってて、会計の疑惑。不正でなければキチンと数字で反論すべき。 それを、デマと決めつけ、法的に訴えたり、市民都民の権利である監査請求の訴えをリーガルハラスメントだ、女性弱者差別だと論点ずらしているが、会計で疑惑があるのは事実。 ちなみにcolaboの会計士を名乗っていた人はTwitterアカウントを消して雲隠れ。まともに反論できる人がいないのに、政府や国の受託支援事業出来るってマジ?って思ってしまう。
・これ全然報道されてなくて最近知りました。 それもニュースとかじゃなくてまとめブログとかそういったもので。 会計の内容も報道のされなさもひどすぎます。
・そもそも、国や自治体の管理が甘いというか、簡単にこんな団体を認めて業務委託するからこうなる。