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紅白」K-POP枠拡大を数字から検証 TWICE、LE SSERAFIMのステージは再生数3位と4位
1、2位のSEKAI NO OWARIとウタのステージを“K-POP勢”が応援
・しかし、実際のところはどうだったのか。放送から1夜明けた1日、NHKのYouTube公式チャンネル『NHK MUSIC』の『紅白ハイライト』を検証してみた。そこにはトップバッターを務めたSixTONESから大トリを飾った福山雅治まで出場歌手別に全54本(各1分前後)の動画がアップされている。それぞれの再生回数を見ていくと、“なじみの薄い”はずの出場者がかなりの再生回数を上げていることが分かった。とくに、一部視聴者の反発を買ったK-POP勢が抜群の成績を残している。
・順に見ていこう。
1位はSEKAI NO OWARI『Habit』の52万回、
2位は後半戦のトップバッター・ウタ『新時代』の48万回
3位に入ったのはTWICEの日本デビュー5周年記念曲『Celebrate』の43万回
4位となっているのが初出場のLE SSERAFIM『FEARLESS- Japanese ver.-』の41万回。
同じく初出場となったIVEの日本デビュー曲『ELEVEN -Japanese ver.-』は16万回だが、NiziU『CLAP CLAP』の18万回、JO1『無限大』の14万回とほぼ並ぶ成績となっている。今回の紅白の目玉となった特別企画の氷川きよし『限界突破×サバイバー』は14万回、桑田佳祐 feat. 佐野元春, 世良公則, Char, 野口五郎『時代遅れのRock’n’Roll Band』は13万回となっており、数字だけ見ればまったく遜色のない成績だ(再生回数はいずれも1日午後3時基準)。
・ちなみに、1位のSEKAI NO OWARI『Habit』のステージではボーカルのFukaseをはじめ、SixTONES、NiziU、JO1、乃木坂46、郷ひろみ、司会の大泉洋と橋本環奈、スペシャルナビゲーターの櫻井翔も一緒に“クセ強ダンス”を踊る豪華共演が見どころとなった。2位のウタ『新時代』のステージもLE SSERAFIM、乃木坂46、BE:FIRST、JO1がステージに登場し盛り上げた。会場と一体となったお祭り騒ぎのようなステージにグローバルな人気を誇るK-POP勢グループのメンバーを参加させていたのは明らかにNHKの意図的な演出だろう。
・3位のTWICE、4位のLE SSERAFIMのステージはそれぞれ他グループからのゲスト応援などは入らず固定メンバーだけでステージをやり切った。それでいて再生回数ランキングの3位と4位にランクインしているのは驚くべき結果というほかない。もちろん、同局のYouTubeチャンネル『紅白ハイライト』の再生回数だけで人気を推し量ることはできないし、年齢、性別、地域などユーザーの属性分析も必要だろうが、少なくとも今回の紅白に出場したK-POP(系)グループの紅白ステージ動画が注目され、NHKのYouTube再生回数を押し上げている事実は否定できないだろう。こうしている間にもLE SSERAFIMの紅白動画の再生回数は伸び続けている。以上のような結果を見ると、今回のNHK紅白がK-POP枠を増やしたのは、時代の大勢を読んだ的確な判断だったと言えそうだ。
・K-POPガールズグループでは第4世代の台頭が著しい。今回の成功体験をもとに次回の紅白には韓国・SMエンターテインメント所属の4人組aespa(エスパ)、BTSが所属するHYBE傘下ADORの5人組NewJeans(ニュージーンズ)らの紅白初出場が現実のものとなるかもしれない。
1月1日
https://welovenews.jp/wp-admin/post.php?post=3687&action=edit
第73回紅白歌合戦
第73回NHK紅白歌合戦』(だい73かいエヌエイチケイこうはくうたがっせん)は、2022年(令和4年)12月31日に放送予定の通算73回目のNHK紅白歌合戦。
ネット上のコメント
・「再生回数だけで人気を推し量ることはできないし、年齢、性別、地域などユーザーの属性分析も必要だろう」と自ら言っておきながら、紅白歌合戦というテレビ番組が、インターネットにアップした動画の再生数が高い、よって「今回のNHK紅白がK-POP枠を増やしたのは、時代の大勢を読んだ的確な判断だったと言えそうだ」と結論づけるのは強引だろう。
・テレビで見た後に動画再生でもう一度見る層は多くないだろう。若者人気コンテンツの動画再生数が多いということは、リアルタイムでNHKを見ている若者が少なかったということであってテレビで紅白をやる際に持ってくるコンテンツとして有効だったとは言えない。
・再生数至上主義の数字でいうなればそうなるかな。 ただし聡い人は知っている通り、印象度、満足度、複数回視聴、という要素が欠けている。
・自分は紅白にKPOPが出ても特に異論はないが 長々と「再生数が多かったから正しかったんだ」と書いてるだけで さすがにちょっと記事の内容が薄すぎると思う
・全体的に楽しかったです。 見てよかった。