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①間違った問題を確認する(間違えた部分や理由を分析)
さて、いよいよテストが返却されたら、どうするのか?まずは一瞬で点数が確認できます。満点ならガッツポーズ、90点なら惜しい、60点ならうーん微妙、そして30点なら絶句、それ以下ならもう…(以下略)ですよね。
それはさておき、採点されたテストが返ってきたら、満点の人以外は間違えた部分を必ず見直しましょう。見たくないなという気持ちもありますが、間違えた問題というのは最高の自己分析ツールです。まず、○×問題であれば不正解を信じていたということが判明しますので正解の方を記憶できます。選択問題であれば、なぜ自分が間違った選択肢を選んでしまったのか?を省みて正解を当てはめてみるとなるほど、と合点がいくと思います。納得いかない場合はできるまで問題と答えを理解するようにしましょう。
そして、記入問題に関しては採点で部分点がついている部分以外は正しくないことを書いてしまったわけで、どう書けば正解だったのか?をまず模範解答を書き写すことからはじめ、その後自分なりの文章を頭で整理して組み立て直し、正解だと判断されるような答えを練習しましょう。
人生には正解はありませんが、テストには必ず正解があります。実はテストというのは、とても向き合い易いものなのですよ。
②返却されたテストで100点が取れるまで解き直す
返却されたテストは最高の問題集です。何しろ、本番環境で解けた問題と解けなかった問題がはっきりと○×または点数で判定されているのですから。テストで出題される問題は、普通は勉強範囲の中でも重要箇所です。分厚い問題集の片隅にある「この知識は必要なのか?」と怪しい豆知識などではなくて、必ずや必要であり覚えるべき問題、解けるようになるべき問題が研究されて出題されます。ちなみに大学入試の共通テストは、非常に考え抜かれた精度の高い問題であると言われております。
さて、そのテスト問題ですが、何点であれそこに出題された問題が全てスラスラと解けて100点を取れるようになるまで何度でも繰り返し学習しましょう。間違えた問題は絶対に二度と生涯、間違えないぞという意気込みで挑むべきです。一度間違えた問題をまた間違えるほど悔しくて残念なことはありません。一度受けたテストは完璧に覚えるまでやりきりましょう。テスト問題の学習は最高の復習となります。
③出題の傾向を把握する(教科書・問題集・配布プリントのどこから出ているか?)
さて、過去のテスト問題に向き合い100点が取れるようになったら、次はテストの研究、検証をしましょう。出題の傾向を把握するのです。毎年必ず出るような頻出問題というのは教科書や問題集などでもボリュームたっぷりに説明されているはずです。それは、その科目を学習するにあたり絶対に覚えておかなければならない基礎的なこと(英語でいえばbe動詞など)だったり、またレベルアップのための応用問題(数学の微分法のグラフなど)だったりします。
テストを受ける側でありながらも、自分がテストを作るとすればどこを出すかな?など出題側の気持ちになって「ここは重要だな」と見極めることができれば、かなり効率的に勉強をすることができます。
また、配布されたプリントも必ず目を通して理解しましょう。わざわざプリントにするということはその内容に重要な意味があります。テストに出す気満々でヒントとしてプリントしてくれているのかもしれませんしね。ともかく、テスト問題を俯瞰して見つつ、落としてはいけない箇所が大体予測できるようになれば、そこを頭に叩き込むつもりで何度でも繰り返し学習しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?本記事では赤点を回避する方法から効果的な学習方法まで勉強に関する様々な面に切り込んで参りました。この記事では、学生の皆様に勉強することを推奨しています。当然、社会は学歴が高い人だけが成功するわけではありませんし、人生とは勉強が全てでもありません。
しかしながら、勉強体験というのは今後生きていく中で非常に役に立つ原始体験なのです。みなさんが社会に出て働くようになればそこでもやはり努力は必要となります。ラクして儲かる、ラクして幸せになるなどということは決してありませんし、もしあったとしてもそれはごく一部の選ばれた人か、もしくは宝くじが当たるなど天文学的数字でしかあり得ない奇跡です。ほとんどの人は、努力をして地位や名誉、経済的自由を勝ち取っています。
勉強は、努力です。しかも結果の出る努力なのです。
ですから、是非とも伸び伸びと勉強に打ち込める今こそ、最大限にその努力に打ち込んでください。いつか大人になった時に、あの時もっと勉強しておけば良かったと後悔しないように、今こそ最大限に勉強をしてくださいね。あの林修先生の名言「いつやるのか?今でしょ」、その一言にまさに全てが込められていると言って間違いないと思います。
それでは、勉強を頑張ってくださいね!
本サイトはあなたを心から応援します。