前教皇ベネディクト16世が死去　13年に600年ぶり退位

2023年1月1日

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記事によると…

・【ローマ共同】ローマ教皇庁（バチカン）によると、前ローマ教皇ベネディクト16世（本名ヨゼフ・ラツィンガー）が31日、バチカン内の修道院で死去した。95歳だった。死因は明らかにしていない。2013年に存命中の教皇としては約600年ぶりに退位、バチカンで余生を送っていた。　

・葬儀は1月5日にサンピエトロ広場で実施。2日朝から、遺体はサンピエトロ大聖堂に安置され、信者らの弔問を受け付ける。　

・05年4月、死去した先代の教皇ヨハネ・パウロ2世の後を受け、第265代教皇に選出された。13年2月、高齢を理由に突然退位を表明、同28日に退位した。

ベネディクト16世は、第265代ローマ教皇、名誉教皇。 719年ぶりに自由な意思によって退位し名誉教皇となった。

・ベネディクト１６世前ローマ教皇が死去されたという。すでに、健康状態が非常に悪いという事は、フランシスコ現教皇が明らかとしており、世界のカソリック信者に対して、祈りを捧げるようにという声明が行われたことは記憶に新しい。

・2013年に健康状態を理由に存命中の教皇としては600年ぶりに自ら退位された。潔い決断だったと思う。退位されていなければ、さらに9年も大役を果たさなければならなかった。長寿時代の教皇のあり方を示されたように思う。

・広島県民です。数年前、長崎と広島を訪れて両県の平和を祈って頂きました。長崎は朝、で・・・広島に着いた頃は、既に夜、遅く・・・しかも、１１月だったので寒かったと思います。

・この方が教皇在位時に洗礼を受けた。司祭より与えられた洗礼名は同じベネディクトだった。

・物心ついた時からローマ法王はヨハネ・パウロ二世が就かれていたため、ベネディクト16世に変わった時の違和感が凄かったし、生前に退位された事もインパクトが強かった。そしてブラジルから新しい法王が。私は時代の変換期が見られたのかと思うと感慨深い。