【速報】田口翔被告に懲役4年6ヵ月求刑 阿武町4630万円誤振込に端を発した刑事事件
・阿武町の4630万円の振り込みミス問題を端に発した刑事事件で 逮捕、起訴されている田口翔被告の裁判は27日、検察側は懲役4年6ヵ月年を求刑した。 弁護側は田口被告の行為そのものは認めたものの「罪の要件を満たしていない」などとして無罪を主張している。 電子計算機使用詐欺の罪に問われているのは、田口翔被告24歳。起訴内容などによると、田口被告はことし4月、阿武町から自身の口座に振り込まれた4630万円について誤って振り込まれたものと知りながら、スマートフォンを操作して、決済代行業者などの口座に振り替え、不法の利益を得たとされている。
・ことし10月に始まった裁判で田口被告側は阿武町から誤って振り込まれた金を使ったという事実関係については認めている。一方、「田口被告が入力した口座情報やパスワードなどにうその情報はない」と説明、罪の要件を満たしていないとして無罪を主張している。
・27日の公判で検察側は「被告の犯行は大胆で悪質」とし懲役4年6ヵ月を求刑した
12月27日 https://news.yahoo.co.jp/articles/b00ae399940c72b033ed75adc4a455f4799d2908
田口翔
山口県阿武町が誤って1人の住民に4630万円を振り込んだ事件で、誤ったものと知りながら別の口座に振り込み、不法に利益を得たとされる
以前より携わりのあった方々、阿武町にて関わりのあった方々、良くしてくれた方々、ご迷惑をおかけした方々、本当に申し訳ありませんでした。
— 田口 翔 (@taguchi_sho) August 1, 2022
多くの方のご協力や助けをいただき、まず仕事をし、身の回りをきちんとしていく場をいただけました。
反省し、ちゃんと働き、お金を返済していきます。
いってきます。 pic.twitter.com/TedADmPE14
— 田口 翔 (@taguchi_sho) December 27, 2022
ネット上のコメント
・懲役4年6か月という求刑は、検察側が「実刑相当」と考えていることを意味します。刑法では懲役3年以下でなければ執行猶予を付けられない決まりだからです。検察側は誤入金分に対する正当な権限がない男性が振込依頼をした点を「虚偽の情報」とみて電子計算機使用詐欺罪が成立すると主張しています。
・使った側も悪いが、確かに自治体側も悪いですよね。 ただし、その前提で意図的と思われる罪に関して罰を受けるのは、社会的に見ても当然の事と思う。 見せしめと言ったらアレですが、ここで刑を与えないと後に同様の案件があったら使っていいという前例になりかねない。(もちろん自治体はそんなミスを二度としてはならないですが) 返金こそされましたが、それは当人の意志ではなく、この方は結局「意図的に罪を犯した」という事実が残った形となる。 悪事に対し、やり得を決して認めてはいけないと思います。
・まったく擁護する気はないけど、基本的には誤送金した一連の流れに関わった人間全員もダメでしょ。普通に業務上の大ミスなんだから。フロッピーがどうのとか関係ないから。ただの確認不足。民間企業なら降格とかクビになっても文句もいえない。そして額がデカいから、田口被告が目立ってるだけで、少額誤送金の未回収はもっと沢山あるらしいし、役所もしっかりせんと。
・お金を返し詫びる姿勢を見せてるのに実刑は割に合わないよなぁ。 懲役いくならお金もらった方が得じゃない。 悪質なんだけど、町としては欲しいのはお金で、そもそも振り込んだ担当は糾弾されずに実刑はなかなかだと思う。
・被告が悪いとは思うが、誤振り込みしたのが事の発端では? この判決は重すぎる。 ここ近年、昔では目を瞑ってきた些細な出来事でさえも異常に取り締まったりする事案が増えてきた。 一昔前とは何か状況が変わってきた感がある。