岸田首相の支持率を激減させた「増税殿の13人」不祥事ばかりで国民の怒り収まらず【名前と “やらかし” を一挙公開】
・2022年7月10日に投開票された第26回参議院選挙では、岸田文雄首相(63)が率いる自民党が改選前から8議席増やし、公明党と合わせて与党の過半数を維持した。
・参院選直後の各社世論調査の多くで50%以上の内閣支持率を記録した岸田政権だったが、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と政治家との接点が続々と明るみになると、支持率は急落していった。
・「旧統一教会との関係が指摘されているにもかかわらず、巨額の税金を投じて、安倍晋三元首相の国葬を実施したことや、物価高騰への対策の空回りで、一気に評価を落としました。
・被害者救済法案の早期可決で多少盛り返しましたが、今度は、増税や閣僚の不祥事によって、“内閣総辞職レベル” まで支持が離れていきました」(政治担当記者)
・国民の怒りに火をつけた「増税」と「不祥事」。
・まずは、岸田政権になって活発になっている増税論議を見てみよう。2022年下半期だけでも、自動車の走行距離に応じて課税する「走行距離課税」や株式売却益などにかける「金融所得課税」などが検討されてきた。
・そしてもっとも顕著なのが、防衛費増額のための増税だろう。防衛費をGDP比2%まで増やし、財源確保のため1兆円強の増税をおこなうことを目指していたが、12月16日、政府は安保関連3文書を閣議決定し、議論を終了させた。その後、「子ども予算」の財源確保のため、消費税増税に踏み切るとの報道も飛び出している――。
・増税に加えて、国民を失望させ続けているのが、岸田政権の関係者による相次ぐ不祥事だろう。
・「ここ最近で、政権関係者の不祥事がここまで多発した政権は初めてではないでしょうか。それどころか、旧統一教会問題で自民党議員の半数以上に “疑惑の目” が向けられている状況です」(前出・政治担当記者)
・2022年を通して放送されたNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は、鎌倉時代の北条義時が執権を務めた時代を中心に描くストーリーだった。
・当初、「13人」とは源頼朝の死後に発足した集団指導体制「十三人の合議制」を指していると思われた。しかし、最終回で小栗旬演じる義時が強権維持のために殺害してきた将軍や御家人を思い返すと、「これだけで13」とつぶやく “伏線回収” がなされた。
・岸田政権では、反対に政権を “弱体化” させてきた「13人」がいる。次のページから1人ずつ “やらかし” を紹介していこう。
●「セクハラ疑惑」「旧統一教会と再三接点」
細田博之衆議院議長(78)
5月に開かれたパーティで「毎月もらう歳費は100万円しかない」と発言して、批判殺到。さらに5月19日発売の「週刊文春」で、女性記者に対するセクハラ疑惑が浮上した。細田氏は同誌に抗議したが、旧統一教会との接点も再三にわたって指摘されるなど「立法の長」は国民からの理解が得られていない。
●「防衛費増額で一人相撲」
高市早苗経済安全保障大臣(61)
政調会長時代には各メディアに登場して、防衛費のGDP比2%への増額を積極的に主張。一方で、入閣後は岸田首相が防衛費の財源として増税の方針を打ち出すと「総理の真意が理解できません」と “離反投稿” を繰り返した。最終的には「全面的に従います」と収束。一人相撲を繰り広げた。
●「自分のホームページで『世界美人図鑑』」
西村康稔経済産業大臣(60)
自身の公式サイトの「とっておきの1枚」というコーナーで、自分で撮影した写真を紹介していたが、そのなかで「世界美人図鑑」と銘打って、女性の写真を188枚も投稿していたことが6月に発覚。ネット上には「気持ち悪すぎ」といった批判の声があふれた。
●「パパ活で離党後、780万円申請」
吉川赳衆議院議員(40)
6月に「週刊ポスト」によって、未成年女性との “パパ活” 疑惑が報じられた。岸田首相の派閥「宏池会」所属で、首相自ら「説明責任をはたすべき」とコメントしたものの、報道直後に離党届を出して “雲隠れ”。その後、「1人会派」として立法事務費の支給を申請し、年間780万円が支給されたとみられる。
●「統一教会への優遇疑惑」
下村博文元文部科学大臣(68)
2015年、「統一教会」から「世界平和統一家庭連合」への名称変更の際、宗教法人を所管する文部科学大臣だった。そのことに「責任を感じている」と発言したが、前川喜平元文科省事務次官は、名称変更が突如認められたことに下村氏が「ゴーサインを出しているのは間違いない」と指摘している。
●「生稲晃子氏を連れて、八王子教会へ」
萩生田光一政調会長(59)
7月の参院選公示前に、当時、東京選挙区から立候補予定だった生稲晃子氏をつれて、旧統一教会の八王子教会を訪問していたことが明らかになった。教会内で「一緒に日本を神の国にしましょう」などと発言していたという。そんな人物ながら、岸田首相は「救済法案」の党内調整を萩生田氏に指示していた。
●「統一教会から選挙手伝いを堂々宣言」
岸信夫前防衛大臣(63)
政治と旧統一教会の関係が取り沙汰されるなか、防衛大臣の定例会見で「お付き合いもありましたし、選挙の際もお手伝いをしていただいております」と堂々宣言し、国民を呆れさせた。12月には次期衆院選で引退し、長男に譲ることを明らかにしたが「世襲は当然」かのような発言も批判を浴びた。
●「国葬やらなかったらバカ」
二階俊博元幹事長(83)
多額な警備費用などから、国民から多くの反対の声があがっていた安倍元首相の「国葬儀」。それに対して、8月24日の講演で二階氏は「国葬は当たり前だ。やらなかったらバカだ」と発言したことが報じられ、総スカン。国葬の強行で、参院選勝利で浮上した内閣支持率を一気に打ち消した。
●「過去発言が問題視…“中傷いいね” で賠償命令」
杉田水脈総務大臣政務官(55)
2018年にLGBTなど性的少数者は「生産性がない」と月刊誌へ寄稿したことなど、過去の言動から岸田首相が政務官に起用したことが問題視されていた。10月20日には、東京高裁がジャーナリスト・伊藤詩織氏への中傷投稿に対し、杉田氏が「いいね」を押したことを侮辱行為と判断し、55万円の賠償を命じた。
●「統一教会トップとの写真にも『記憶にない』」
山際大志郎前経済再生担当大臣(54)
7月3日、青森県での街頭演説で「野党の話を政府は何一つ聞かない」といった発言をし、大批判を浴びた。さらに旧統一教会トップの韓鶴子氏と写真を撮影するほどの “深い接点” が明らかになったが、国会答弁で「記憶にない」を連発。与党内からも「瀬戸際大臣」と呼ばれ、10月24日、辞任に追い込まれた。
●「『死刑のはんこ』を鉄板ネタに」
葉梨康弘前法務大臣(63)
11月9日、都内の議員パーティで挨拶した葉梨氏は、法務大臣の職務を「朝、死刑のはんこを押して、昼のニュースのトップになるのはそういうときだけという地味な役職」と発言。この不謹慎すぎる発言をたびたびおこなっていたことも明らかになり、11月11日に辞任に追い込まれた。
●「数々の “政治とカネ” 問題」
寺田稔前総務大臣(64)
10月5日の「文春オンライン」の記事を発端に、自身の妻が一部所有する事務所の賃料を、自らの政治団体が支払うなど政治資金を家族に還流させている疑惑や、スタッフへの人件費として支払った毎年500万円について、源泉徴収票を発行していないなど脱税疑惑が浮上。11月20日に辞任に追い込まれた。
●「次男を使って “影武者選挙”」
秋葉賢也復興大臣(60)
以前から家族への政治資金還流などの疑惑が取り沙汰されるなか、11月26日には、2021年衆院選で「秋葉けんや」と書かれた上に小さく「次男」と添えられたタスキをかけて、秋葉氏の次男が選挙運動をおこなっていたことが明らかに。「影武者選挙」として追及が続いている。
・大河ドラマの『鎌倉殿の13人』は、1年間48話をかけて、ていねいにさまざまな人物の躍進と転落を描いてきた。一方で、現実の「増税殿の13人」では、矢継ぎ早に多くの人物が不祥事を起こしている。これでは、いくら賢い国民でも過去の記憶が薄れてしまうのは仕方がないことかもしれない――。
12月26日 岸田首相の支持率を激減させた「増税殿の13人」不祥事ばかりで国民の怒り収まらず【名前と “やらかし” を一挙公開】
二階俊博
二階 俊博(にかい としひろ 、1939年〈昭和14年〉2月17日 - )は、日本の政治家。
ネット上のコメント
・岸田がやってることは、もはやロシアのプーチンと同じ事。 自民党は、独裁者化し始めた。 国葬も強行、増税も強行。 国民が苦しんでるのに、更に苦しめてくる。 年末から自殺者も増えるんじゃないか? 全く支援なしで、物価高や円安やコロナで生活に影響出てきてるし。 県が独自で支援し始めてるが、微々たるものだし。 県によって、支援ないとこもあるし。 今、防衛力あげるタイミングではない。 せめて、国民が生活落ち着いてからでも遅くないし。 3重苦で、尚増税は4重苦にしたのと同じ。
・今後は政治のやり方を変えないと国民は納得出来ない、支持は出来ないですね。
・ま、国民の責任がかなりありますよ。だってろくな仕事をしない人を名前だけで投票したり、選挙に行かない人もいるのだからね。30年間日本は不景気で経済成長率は世界最下位。自民党に政権任せていたら日本にとってろくな政治をしていないにも関わらず選挙すれば自民党が大勝するのだもの。投票率50%では、組織票欲しさに経済団体や宗教団体に肩入れもするんじゃないかな。でもこの顔ぶれでは、日本にとって良い政治なんか出来るわけがないよ。
・岸田内閣になってつくづく感じることは、 一般企業で仕事が出来ない。務まらないから、 ありとあらゆる手段を使って 国会議員になった人達の集まりなんだと感じる。
・こんな人を衆議院にさせた広島県民にも責任があると思う。岸田以外の候補がまともじゃなくて仕方なく投票しているのかもしれないけど、選挙の規定で投票率が低かったらやり直しするってのがあって嫌ならやらなくても良かったはず。 それで候補が1から集めてやるのかは不明だが、広島1区以外にも候補が自民党と後は共産やらその他の野党で全く期待出来なくて仕方なく自民党に入れてるのもあるし、野党がバカなのか自民党が当選するように仕組んでるのかどっちなんやろか。