中国外相、日本と関係改善に意欲 「誠意をもって接し戦略的に」
・【北京共同】中国の王毅国務委員兼外相は25日、北京で開かれた国際情勢に関するシンポジウムで、今年は日中国交正常化50周年の節目だったと言及し「双方が歴史をかがみとして誠意をもって接し、2国間関係の大きな方向性を戦略的に捉える必要がある」と訴え、関係改善に意欲を示した。
・王氏は今年の中国外交を総括。11月にタイで実施された日中首脳会談にも触れ「関係が安定して発展していくための重要な共通認識を得られた」と評価した。
・米中関係を巡っては「米国の誤った対中政策を断固として拒否する」と強調。経済を念頭に「両国関係は切り離せず、衝突しないのが共通利益だ」と述べた。
12月25日
王毅外相
王毅(おう き、拼音: 、ワン・イー、1953年10月19日 - )は、中華人民共和国の政治家、外交官。外交担当国務委員、第11代外交部長を務めている。
ネット上のコメント
・尖閣諸島への領海侵犯を繰り返してて日本と関係改善も無いだろうと思うが、これが中国にとっての誠意なら、やはり日本は中国との距離をとって付き合うべきだろう。結局岸田首相が熱望して実現した日中首脳会談は尖閣の抗議は無視されて日中の関係改善は共通の認識と言う事なのだろう。本当に岸田政権の方針は国民の意志とはズレてると思うが国防で防衛費を増やし有事に備えるのは当然だが、外交で仲良く出来る国か判断して距離をとるのも縮めるのも国防だと思います。
・王さん個人的な考えとしては、けっこう本気で日中友好を求めているだろうね。 あれだけ日本語ペラペラで、日本を去るときも大勢の日本の大物から涙涙で送りだされて、本人も日本が大好きだと言って帰ってくらいだし。
・この人たちの言う「関係改善」は頭に「我々中国共産党にとって都合良く」というのが着いていると考えてまず間違いないでしょう。 中国の共産党一党独裁制が終わらない限り、政治の面で関係改善することはないと思います。 日本人が思う関係改善というのは、領土問題に決着が着くことと、中共が台湾やインドやフィリピンや日本に力を振りかざさないことなのですが、今のままでは到底実現しそうにありませんね。
・尖閣領海侵犯を繰り返している中国が何を寝言いっているのだ。2,3日前にも中国公船が日本の領海内で、船の任務交代をやってのけている(いままでは領海外)。今までにない動きです。かれらは公然と自国領海と同様のことをやり始めたわけで、その際に威嚇射撃すらもできない現状を打破しない限り、中国の圧力はますます強くなってくる。日本は、領海、領空を侵犯したものに対しては威嚇射撃を含め厳正に対処する旨を宣言すべきだと思う。そして実行するべき(ただ、竹島をどうするかは問題)と思うが、威勢良すぎるか?
・アメリカとの干渉役での日本を必要としているのは分かる。個人的にも友好関係を築いて平和な世界を牽引していってほしい。 でも尖閣問題やこれまでの日本への対応をみていたらかなりハードルは高いと思う。中国のイメージも残念ながら良くない。