支持率25%!岸田総理を悩ませる“安倍氏の遺言” 支持率急落で不安定な政権運営
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岸田首相を悩ませる“安倍氏の遺言” 支持率急落で不安定な政権運営

記事によると…

・昨秋衆院選に続き夏の参院選も勝利し、安定すると思われた岸田政権。しかし、安倍晋三元首相の銃撃事件を機に自民党と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の根深い関係が露呈。国葬もあり内閣支持率は急落した。閣僚3人の辞任ドミノでさらに転落。薗浦健太郎衆院議員の辞職で追い打ちをかけられた。  

・体力のない中、岸田文雄首相が12月に入り表明したのが、異論噴出が目に見えていた防衛増税。安倍氏不在の状況と無縁ではない。  政府関係者は現状に関し「安倍氏という軸を失ったのはあまりに大きい」と指摘。軸とは発信力があり、政策論議をリードする存在。政策がもまれる中、まとめ役でもあった。  

・財政規律重視の首相に対し、積極財政路線で強く迫っていた安倍氏は“目の上のたんこぶ”でもあったことから「首相はフリーハンドを得た」とささやかれたものだが、同関係者は「マイナス要素」と断言。「“何をやりたいのか分からない”というイメージがあぶり出されてしまう」

・ 打開策の一つが指導力発揮の見せ場づくり。師走に大騒動となった防衛力の抜本的強化は、安倍氏がかねて提唱していたテーマ。首相は、財源は国債発行で賄うとの安倍氏の主張と真っ向から対峙(たいじ)する増税を指示した。「リーダーシップの演出」とみられているが、安倍氏を欠いた党内は大混乱。「来年も見せ場を創出していかないと求心力回復は見込めないのだが…」と同関係者。

・見せ方の稚拙さに懸念が残るという。  

・一方、不安の種が芽生えている。安倍氏の影だ。最大派閥の安倍派は、安倍氏が重視した成長戦略の政策推進などを主要テーマにした3つの作業部会を設置、遺志を継承する姿勢を鮮明にしている。自民党関係者は「影響力確保と、求心力を高め依然としてはらむ分裂リスクを回避するのが狙い」と解説する。  如実に現れたのが防衛増税に対する反対の大合唱。後継の座を争う西村康稔経済産業相、萩生田光一党政調会長、世耕弘成党参院幹事長らが競うように発信し、火に油を注いだ。  

・永田町ウオッチャーは「以前は安倍氏側の要求を7割受け入れ3割蹴っても、安倍氏の同意を取り付けており、不満は抑えられた。今はそうはいかない」との見方を示す。今後は「遺言」とばかりに先鋭化していくのではとの観測も出ている。  増税実施時期の決定は先送りされ、対立の再燃は必至。一方、首相が積極財政の「アベノミクス」から転換するとの警戒感も党内に広がりつつある。

軸の消失と増長する影…安倍氏にまつわる2つの難問を抱える一方、政権基盤は脆弱(ぜいじゃく)。安倍派の協力は不可欠だ。別の自民党関係者は「必要なのは、後ろ盾の麻生太郎副総裁と太いパイプでつながる安倍派の人間。

・しかし、これは理想論。不安定な政権運営が続くだろう」と話した。

12月22日 https://news.yahoo.co.jp/articles/bf12cc1503349063a39b41f2126db20b97ee1997

岸田文雄


岸田 文雄は、日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員、内閣総理大臣、自由民主党総裁、宏池会会長。

ネット上のコメント

安全保障を言うのであれば、国力の衰退を放置してきて、その政策を転換しない事が何故問題にならないのでしょうか。

・安倍元首相が生前に語っていた“岸田評”は、 「首相になることを目的に首相になっただけの人。政権を維持することしか考えていない。」だそうだ。

支持率急落でもマスコミが騒いでるだけで与党には全く緊張感がない。なぜならば、野党が全く伸びないからだ。与党の支持率がいくら落ちても追っかけてくるものがいなければ政権は安定。この後、自民の総裁選を各テレビマスコミがはやし立て盛り上がり、3年後にでも建て直せばよいと思ってるのでは

岸田は他の人達に対して説明責任を果たすべきとか言い続けてるのに、自身の疑惑について説明責任を果たさないで逃げ続けてますね。更迭した大臣達の任命責任も果たしてないね。

・政策の軸を失ったとありますが、安倍政権では軸はブレまくっていたのに国民が許容して来たことの方が問題だったのです。安倍政権の約10年間正しい政策が行われた事がありましたか? 岸田政権になった後も安倍派は昔のままで国民不在の政策を進めようとしています。 責められるべきは安倍派であり岸田政権の弱さだけではありませんし、一番の問題は国民が理想を持っていないことです。

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