政府の改革案は「日本学術会議の独立性侵害」研究者らが反対声明
・ 政府が今月示した日本学術会議の組織改革方針に対し、研究者や有識者でつくる「学問と表現の自由を守る会」は27日、東京都内で記者会見した。政府方針について「学術会議の独立性と学問の自由を侵害するもの」だとして反対し、撤回を求める声明を発表した。
・政府は6日、日本学術会議のあり方についての方針を公表。国の機関として存続させる一方、透明性を高めるとして会員選考や活動評価に第三者を関与させる組織改革を求めた。来年の通常国会での関連法改正を目指している。
・これに対し、守る会の声明では「会員選考と活動の独立性は世界のアカデミーの常識。学術会議を政府の御用機関に改変することは、国民の幸福と人類社会の福祉、日本の国益に反する」と指摘。法改正について「学術会議の会員選考と活動に政府が直接介入する」ものだと批判し「軍事優先の学術総動員体制への道を開く」として撤回を求めた。
12月27日 政府の改革案は「日本学術会議の独立性侵害」 研究者らが反対声明(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
学問と表現の自由を守る会
表現の自由を守るため2016年に参議院議員山田太郎が立ち上げた会。2016年の発足からこれまでに2万人を超えるサポーターが集まっている。
ネット上のコメント
・学術会議の成果物は、科学的、客観的とは言えない、政治的に偏ったものが目立つ。政治的ポジションを背景として、学術会議の研究者や学識者達はあまりにもレベルが低い思い込みの活動を、容認してきた。 軍事研究しない、という先入観のもとでは、防衛力を高める事はできなくなる。他国への軍事転用可能な技術流出、情報流出にも、無批判だったのでは? 独立性を言うなら、自己批判のもとで結論ありきのくだらない政府批判をしない統制力を確保する仕組みを提案するべき。
・もう学術会議自体を無くなしたら良いのでは無いですかね。そして第三者組織が必要なら、総理大臣の責任に置いて、それを一時的に組織を作れば良いだけでは?
・任命拒否の学術的理由が菅元首相からは説明されていない。
・税金で運営されてる以上、国民の監査は受けねばならない。 学問の自由は全国民が享受するものであって、学術会議メンバーだけの特権ではない。 この学術会議の学者たちは、学問の自由は自分たちだけに与えらた特権であり、神聖にして犯すべからざるものだと思い上がっている。 戦前の軍部が統帥権の独立を主張して勝手に戦争を始めたのとおなじで、エリートどもの国民イジメに学問の自由とやらを振り回している。 しかし、学術会議のメンバーは国民が選挙で選んだものではなく、また学者同士が選挙で選んだものですらない。こんな連中が学問の自由とは片腹痛い。 そんなに国民の監視がいやなら、学術会議も大学も辞職して、自分で独立して学問をしていくのが筋だろう。
・クラウドファンディングで運営資金を集めて政府から独立すればいい。 CFが成功しない=国民の支持はないと言うことになる。