『HUNTER×HUNTER』週刊連載終了 作者の体調配慮で第401話から掲載形態が変更
・ 週刊少年ジャンプ編集部は26日、同日発売の『週刊少年ジャンプ』新年4・5合併号で、人気漫画『HUNTER×HUNTER』(ハンター×ハンター 作者:冨樫義博)について、第401話以降は週刊連載ではない形で掲載していくことを発表した。なお、同誌の同号にて第400話は掲載されている。
・理由についてジャンプ編集部は「『HUNTER×HUNTER』No.401以降の掲載につきまして、冨樫先生の体調などを鑑み、先生と編集部とで相談をした結果、今後は週刊連載ではない掲載形態で皆様にお届けすることになりました」と説明。 続けて「冨樫先生は以降の物語の執筆を続けておりますし、編集部も引き続き『HUNTER×HUNTER』の完結まで、先生のサポートを継続していきます」とし、「具体的な掲載時期・掲載方法につきましては、今後の週刊少年ジャンプ本誌にてお知らせします。今後とも『HUNTER×HUNTER』をどうぞよろしくお願いします」と伝えている。
・なお、冨樫氏は巻末にて「極力他の方々に迷惑がかからない形で継続していければと思案中です」とコメントしている。
・冨樫氏は以前より、体調不良を訴えており、展覧会「冨樫義博展 -PUZZLE-」が開催されることが決定した際、直筆メッセージで「2年ほど椅子に座れない状態で描けませんでしたが、従来のやり方をあきらめることで現在は何とか執筆を再開しております」と告白。 「皆さま、くれぐれも腰は大切に。これを書いている2週間前までお尻をふく姿勢がとれず、ウンコするたびシャワー浴びてました。あらゆる動作が常人の3~5倍時間がかかります。腰大事」と体調不良で『H×H』を休載していたことを打ち明けていた。
・1998年に連載がスタートした同作は、主人公の少年ゴンが、親友キルアら仲間たちと旅に出る冒険ファンタジー。現在、未開の大陸への渡航を目指す船の中で、クラピカや幻影旅団のメンバーなど各キャラクターたちの思惑がぶつかり合う「暗黒大陸編」(王位継承編)が描かれており、2022年10月24日に3年11ヶ月ぶりに第391話から連載をスタートさせていた。
■近年の休載の流れ
・12年3月~14年5月(約2年3ヶ月)※12年12月に劇場版の序章となる特別編2話掲載も本編は休載
・14年8月~16年4月(約1年8ヶ月)
・16年7月~17年6月(約11ヶ月)
・17年9月~18年1月(約5ヶ月)
・18年4月~18年9月(約5ヶ月半)
・18年11月~22年10月(約3年11ヶ月)
12月26日 https://news.yahoo.co.jp/articles/6ec42b29769b97f4a894a4ab280234a12c970fe6
『HUNTER×HUNTER』
『HUNTER×HUNTER』(ハンター×ハンター)は、冨樫義博による日本の漫画作品。『週刊少年ジャンプ』にて1998年14号より連載を開始。2022年7月時点でシリーズ累計発行部数(デジタル版を含む)は8400万部を突破している[1]。略称は「H×H」[2]。『ONE PIECE』に続く2番目の長期連載中作品となっている
ネット上のコメント
・これで良かったと思います 既に毎週の連載は出来ていませんでしたし、週刊連載として掲載する方が不自然でした
・腰は本当に「要」で、自分も一時的ではありますが、寝返りもうてないような経験があります。 つまり、日常生活24時間全ての活動にものすごい制限がかかるということで、経験のない人はこの辺りの苦痛がいかほどのものか、理解できないのかもしれません。 ご本人も編集部もなんとか掲載を続ける方策を模索していたのでしょうが、最近の記事を見ていると、何年も前に編集部が決断しても良かったのではとも思いました。 責任感のある人は絶対折れませんから、編集部として決断してあげた方が、本人は楽だったかもしれません。
・これは編集部がもっと早くにその決断をすべきだったと思う。これまでも月刊誌に移ったりしてる方は居たんだし、体調不良で休載を続けるくらいなら月刊誌にするなり連載ではなく単行本発行のみにするなりやりようはあった筈。結局ジャンプの売上や看板として無理矢理週刊誌に留めさせてたって事でしょ。 こうあう面白い作品を生み出せる才能のある方には無理せずに作品を続けて頂いて終わらせてもらいたい。
・原案に専念ってのと合わせて、週刊誌掲載以外での展開って案も休載が目立つようになってから言われ続けてたことだと思う。
・ファンが多いので少し残念ではあるが形態が変わるだけでまた読める希望がるのは嬉しい