埼玉・飯能の3人殺害 容疑者、強い殺意か 逃げた被害者追いかけ
・埼玉県飯能市で男性1人と女性2人の計3人が殺害された事件で、殺人未遂容疑で逮捕された無職の斎藤淳容疑者(40)は住宅内に3人がいたところを襲い、屋外に逃げた被害者をさらに追い回して殺害した疑いがあることが、捜査関係者への取材で判明した。県警特別捜査班は強い殺意があったとみて裏付けを進める。
・事件が起きた住宅には60代の夫婦が暮らしており、殺害されたのはこの夫婦と、夫婦の30代の娘とみられる。
・県警によると、3人の遺体はいずれも庭など住宅敷地内で発見された。近くの住民は25日午前7時すぎ、被害にあった女性が住宅の玄関付近で、黒いマスクをした斎藤容疑者に追いかけられているのを目撃。斎藤容疑者は庭先付近で女性に棒のようなものを振りかざしていたという。
・3人とも頭や首など上半身に鈍器で激しく殴打されたような痕があった。斎藤容疑者は「言いたくありません」と述べ、黙秘しているという。
・事件後、斎藤容疑者は黒っぽい服装に黒色マスクをつけ、ショルダーバッグを持って逃走。ハンマーなど鈍器のようなものを所持していたとの情報もあった。県警は現場周辺の防犯カメラの映像などで斎藤容疑者を特定した。
・県警によると、事件が起きた住宅では1年ほど前、車が何者かに傷つけられる器物損壊事件が発生した。この事件に関与した疑いで斎藤容疑者は逮捕されたが、その後不起訴になったという。【平本絢子、清藤天】
12月26日
埼玉県飯能市
飯能市は、埼玉県の南西部に位置する市。 人口は約8万人。ムーミンのテーマパーク「メッツァ」が所在する。
ネット上のコメント
・ストーカー被害のように、特手の相手を狙った犯罪は、結果的に逃げる為には被害者側が引越したりさしなければ収まりが付かない。 加害者側は、警察が介入しようが、誰が何を言おうが怒りや恨みは増長するばかり。 警察に求めるのも無理があるし、人権保護を目的としている法律にも限界がある。 こう言った問題で苦しんでる人は沢山いる。 法律が変えられないなら、転居にかかる費用負担や、転職の斡旋など、援助するシステムだけでも整備して欲しい。 単なるご近所トラブルで終わらせる話では無い。
・犯人の被害者に対する強い執着に異常性を感じる。今回の被害者は車を壊される被害も受けていたそうだが、警察は事件抑止の行動をとっていたのだろうか?後先を考えない、隠す気のない、捕まっても良いから相手を殺す前提の白昼堂々の殺人事件は我々一般市民には未然に防ぐことが難しそうだ。今回の事件を徹底的に解明して対策を練ってほしいと思う。
・茅ヶ崎の事件の時まで、防犯カメラが最大の犯罪抑止力だと思っていた。 捕まりたくないから、バレると思ったら思い留まるだろうと思っていた。 でも、今回の犯人にしても、捕まることを恐れない場合は抑止力にはならず、かえって自分の中で最期に最大の悪事をやりつくしてやろうくらいの気持ちになるのかもと思った。
・この事件に関与した疑いで斎藤容疑者は逮捕されたが、その後不起訴になったという> 逮捕された事に逆恨みをして今回反抗に及んだのでしょうか。
・自宅近くの人に明確な殺意があったというが、どのような接点があったのでしょうか?以前、車の損壊で逮捕されたことがあるということで、警察も何らかのトラブル自体は把握していたと思われます。 その時に少しでも解決の方向に向かえれば良かったのですが…今後の捜査の結果を待つしかないですね。 いずれにしても悲しい事件です。