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【速報】11月消費者物価3.7%上昇…40年11か月ぶりの歴史的上昇幅に…”原油価格高騰”と”急激な円安”で電気やガスは2割以上の上昇…食料や家庭用耐久財も高騰
・家庭で消費するモノやサービスの値動きをみる11月の全国の消費者物価指数は生鮮食品を除いた指数が去年より3.7%上昇しました。およそ41年ぶりの歴史的な上昇幅です。
・総務省が発表した11月の全国の消費者物価指数は変動の大きい生鮮食品を除いた指数が103.8となり、去年11月より3.7%上昇しました。第2次オイルショックの影響が残る1981年12月以来、40年11か月ぶりの歴史的な上昇幅です。
・消費者物価の上昇は今年4月に日銀が目標としてきた2%を超えたばかりですが、それからわずか7か月で4%近くまで上昇する急激なものとなりました。
・原油価格高騰の影響で▼都市ガス代が28.9%▼電気代が20.1%上昇するなどエネルギー価格の上昇が続きました。
・また、牛のえさ代の高騰をうけて、11月に乳業大手が一斉に値上げした影響で牛乳は9.5%上昇しました。
・そのほか、原材料の高騰や円安などの影響で▼食用油や食パン、からあげなど生鮮食品を除く食料が6.8%上昇したほか、▼ルームエアコンなどの家庭用耐久財が10.7%、▼携帯電話機が20.1%上昇しました。
・一方、宿泊料は10月に開始した政府の観光支援策「全国旅行支援」の影響で20.0%下落しました。
12月24日 https://news.yahoo.co.jp/articles/4b6ef62d2daab22e4299c615f89b8e4e4c5d1a69
消費者物価指数
消費者物価指数とは、末端価格 の変動を表す指数。消費者物価指数の項目、構成比、算出方法には国ごとに違いがある。
ネット上のコメント
・これから冬が本格化し、電気使用量が増える時期を迎えます。電力料金が値上げしている現状では、家計は電力料金が値上げする対応として、代わりに個人消費を抑制せざるを得ない状況にある訳ですが。一方で節電要請もなされそうな情勢にあることから、経済活動がしにくくなり、今後の景況感の悪化が懸念されます。日銀短観などで景況感をみると、製造業の景況感が継続して悪化しています。非製造業は改善していますが、政府の観光促進策や新型コロナウイルスの水際対策緩和などの効果が徐々に薄まれば、状況が変わる可能性は否定できないでしょう。
・一時よりかなり円高に戻していますが、円安を理由に値上げした商品の価格は簡単に戻らないと思います。 値上げは為替が一番説得しやすい理由だから、それが前面に出てきますが、商品原価自体や輸送コスト、人件費なども上がっているし、今後賃上げを政府に求められれば製造・管理・物流コストも上がる訳で。
・バブル期を飛び越えて40年ぶりとはどういうことか。これは消費者物価指数とは不動産価格を含まない為です。 バブルというのはいかに、不動産価格が異常だったかというのがわかります。消費者物価指数が今より低いのに高金利だったバブル期も気になりますが、自分が一番楽しみにしているのは、そのバブル期の価格を超えている現在の都心のマンション価格の崩壊です。
・声のデカい少数に配慮し続けた結果が今の惨状だと思います。
・インフレスパイラルですよ。 このまま米国、欧州並みのインフレ7%上昇の可能性も高いです。 そしたら、FRBがしたように日銀も態度を一変させて猛烈に利上げするでしょう。 今までの大規模緩和が傷を深くした可能性もあります。