出演オファーは殺到も…MF三笘薫が主将・吉田麻也の“メディア露出”命令に従わなかったワケ
・「好きなサッカーで国を背負って戦うのは、本当に誇り高き仕事。これから注目が高まるので(みんなには)露出を増やして、サッカー人気を加速させようと伝えました。なので、選手たちにオファーをどしどしお待ちしております(笑)」
・これは、12月7日におこなわれたサッカー日本代表の帰国会見で、吉田麻也主将が発した言葉だ。念願のベスト8入りは逃したが、ドイツ、スペインと強豪国を下した勢いに乗った格好だ。 その言葉どおり、帰国後、代表イレブンのメディアへの露出は激増した。
・「なかでもテレビ局から引っ張りだこだったのが、GK権田修一でした。ドイツ戦の奇跡の4連続セーブなど、強豪国を破った立役者。彼が清水エスパルス所属の“国内組”だったことも、オファーしやすかった要因だと思います」(サッカー専門誌記者)
・ほかにもMF田中碧やDF板倉滉、MF堂安律らがニュース番組を中心に出演を重ねたが、サポーターがもっとも見たかった男の露出はなかった。“奇跡の1ミリ”で日本を救ったMF三笘薫である。 「たしかに活躍度から見れば、三笘こそが引っ張りだこになったはずです。ただ、彼はものすごく自分に厳しい男。クロアチアとのPK戦を2番手で失敗したことに、尋常ではなく責任を感じていたようです。『俺がテレビに出て浮かれるなんて許されない』と思っているんです。
・また、三笘が所属する英プレミアリーグは、12月26日から再開されますし、彼は2022年7月3日に入籍したばかりの、新婚さんでもある。わずかな休みは休養と妻のためにもと思ったのでしょう」(同前)
・露出はないなか、三笘の“評価”は高まるばかり。英メディア「90min」が「カタールW杯でブレイクしたベスト10」を発表したが、日本人でただ一人10位にランクインしたのが三笘だ。
・「個人で相手を抜ける選手は、どのクラブでも喉から手が出るほどほしい。三笘はそれを大舞台で証明しました。J1の川崎から移籍金約4億3000万円でブライトンと契約しましたが、今回の活躍で、今後の移籍金は約10倍に跳ね上がることが予想されます」(同前) サッカーの実力が評価されれば、広告業界も黙っていない。
・「すでに彼には“戦術が三笘”や“奇跡の1ミリ”というキャッチフレーズがついています。さらに奥さんが芸能人ではなく、大学時代からの交際相手という庶民性もある。サッカー界でいちばんの注目株です」(大手広告代理店関係者) 露出はなくとも、これからのサムライブルーの中心は、三笘であることは間違いなさそうだ。
12月22日 https://news.yahoo.co.jp/articles/e1d37a51ee04e2e5fd86fed8ee444dd50f611ed6
三笘薫
(みとま かおる、1997年〈平成9年〉5月20日 - )は、大分県生まれ神奈川県川崎市宮前区出身のプロサッカー選手。プレミアリーグ・ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC所属。ポジションはミッドフィールダー、フォワード。日本代表。
ネット上のコメント
・メディア対応は個人個人の問題だから個人に任せればいい。それよりも個人として成長して欲しい。W杯のベスト8以上の成績を得るのに何が足りないかは選手がよく分かっていると思う。幸いにも4年後に向けて日本はさらなる成長に期待が持てる。楽しみです。
・三笘選手は目先の利に囚われることなく、人生を長い目で捉えて、今の自分が何をすべきか整理できている。 すぐにプロになれても、ならずに筑波大学へ進学した時と同じですね。 この考え方は、サッカー選手だからではなく、年齢をも超えて会社員でも、学生でも、主婦でも見習うべきだと思いました。 とても出来ないことなので尊敬します。
・露出してサッカー人気が増えたとしても一瞬だけなのは過去の歴史が証明してると思います。 個人的にはサッカー人気のためにメディアに露出することはあまり効果のある方法とは思えないです。 それより、所属チームで活躍した方が効果はあると思います。
・三笘の1人だけ別の飛行機で先に帰国するところ、プレミアリーグ含め味方のゴールセレブレーションに全く加わらない時があるところ、良くも悪くも群れない感じが最高。
・いいと思いますね。サッカーに限らず現役スポーツ選手がバラエティ番組にノコノコ出てくるのは苦手ですね。真剣勝負してる方のオフはそっとしてあげてほしいですね。