CocomiがNHK紅白に初出演決定、24年ぶり出場の母・工藤静香と大みそか“親子共演”へ

・紅白歌合戦では無く、紅白芸能人ショーだな。 その一年の音楽的評価が高い人というよりは、話題になった人や話題になる人が出演している気がする。紅白歌合戦に出れば地方営業等で一年食えるという話も昔は聞いたが、紅白歌合戦の価値自体が下がった気がする。過去にも紅白歌合戦からのオファーを断ってきたミュージシャンは居るが、この状況になると懸命な判断であったと思う。

・「心美さん（本名）は18年、19年と２年連続で全日本学生音楽コンクール東京大会の本選に出場しましたが、いずれも全国大会の出場を逃しました。ちなみに19年に東京大会で１位に輝き、全国大会に出場したのは埼玉県の公立高校の生徒。厳しい言い方をすれば、あれだけ有名な先生にレッスンを受けていながら２回もチャンスをものにできなかったわけです。親の財力によって子供の伸びしろがある程度左右されるのはクラシック界の常識。げたを履かせてもらっていながら公立高校の生徒に負けたことは彼女にとってもショックだったはずです」（音楽関係者）

・こういうことがあるからテレビから離れていくんだ。 実力能力のある者、努力の上に大成した者たちが評価され選ばれる時代であるはずなのに、真逆の現象が起きている。 彼女たちに努力が足りないとは言わないが、今の位置があるのは、親や事務所の力であることは間違いがない。 紅白だけではない、もうテレビ業界なんて古い。時代からどんどん取り残されていくのを感じている。

・親の影響力が強いうちにコネを使って芸能界に出して立場と仕事を確保。本人の実力がともなっていれば結果的にそれも肯定されるのかもしれないけれど、大概の場合は「親の七光り」という言葉が頭に浮かぶ。 世襲制度は他の人間のチャンスを奪うことになって、どこの業界でもその分野の停滞を招くような気がする。

・もはや歌合戦でもなんでもなく、歌謡ショーとなってしまっている。そろそろ紅白歌合戦の冠は外すべきでは。こういった方向転換はよくあることだし、別に否定的に捉えることもないかもしれませんが、番組としての「紅白歌合戦」が好きっだったというファンの方も多いはず。特に昔から見て来られたようなご年配の方々に。そういった人たちにとって最近の紅白は年々様変わりしてしまって本来の番組趣旨と変わって来て、違和感をおぼえているという人も多いのではと思います。これからも番組をつづけていかれるなら、せめて番組名を変えるとかしてみたらどうかと思います。