
『コオロギ食は無意味』「スッキリ」で猛反発した坂口孝則さんに反響「唯一の良心」「真っ当な意見」
・2日放送の日本テレビ系朝の情報番組「スッキリ」は、徳島県の高校でコオロギを取り入れた給食を生徒に食べさせたとして物議を醸したニュースを取り扱った。
・同校では調理実習として、未来の食材として注目の集まるコオロギを取り入れた給食を生徒が作った。希望生徒が試食をしたところ、保護者から問い合わせが相次いだという。
・MC「極楽とんぼ」加藤浩次は「全員に強制したんだったら苦情言うのは分かる」と過剰反応ではとの見解を示した。続いて、コメンテーターのモーリー・ロバートソンさんも日本人が生魚を食する事例を挙げ、コオロギにアレルギー反応を示す傾向を疑問視した。
・一方、経営評論家の坂口孝則さんは「この雰囲気の中、非常に言いづらいんですが本音で言うと」と前置きし、「昆虫食やコオロギ食は意味が無い」と切り捨てた。
・続いて、食品問題ではフードロス削減が第1優先事項だと主張。未来の食料危機に備えてコオロギの有効性が注目されてきている点についても、そういう事態に陥った際には「とうもろこしも入らない。小麦も入らない、化学肥料も入らない」状態になるとし、「この状態でコオロギって作れるんですか?そもそも…」と疑問を投げかけた。昆虫食だけでなく、フードロスを含めた食品問題を広く教育現場で議論すべきだとした。
・白熱したスタジオの議論にネットは反応。ツイッターでは「スッキリ コオロギ 坂口」のワードを利用した人が目立ち、坂口さんの意見に対し「真っ当な意見」「坂口さんの一石投じる発言が素晴らしかった」「坂口さん唯一の良心やん」などの声が目立った。
坂口孝則
坂口孝則(さかぐち たかのり、1978年 - )は、日本の経営評論家。 佐賀県生まれ。大阪大学経済学部卒。メーカーの調達部門で調達・購買、原価企画を担当。株式会社アジルアソシエイツにて調達・原価・コスト削減領域のコンサルティング、研修講師。「購買ネットワーク会」幹事。
ネット上のコメント
・新しいビジネスを作って利権にしようとしているだけだから、もっともな話。
・コオロギ賛成派の言い分をばっさり切り捨てた、至極真っ当な意見だと思います。
・コオロギ食の話題を食文化とすり替える事でぼやかそうとしている人が多い印象です。
その中でも、坂口さんの意見は素直に入って来た。
・加藤さんの「希望者だけならいいんじゃないの?」もだし、決めつけないところが良いと思うんだけどな。
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