防衛力強化、詳述避ける岸田首相 野党追及に「手明かせぬ」連発 予算委
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防衛力強化、詳述避ける岸田首相 野党追及に「手明かせぬ」連発 予算委

記事によると…

岸田政権が昨年末に決めた防衛力の抜本的強化を巡る衆院予算委員会の議論が熱を帯びている。  

岸田文雄首相と全閣僚が出席する3日間の基本的質疑で、野党は安全保障関連3文書に保有が明記された反撃能力(敵基地攻撃能力)の具体像を明らかにしようと追及。しかし、首相は「安保上、適切ではない」と詳細な説明を避ける場面が多く、議論は深まっていない。  

・「手の内は明らかにしない」。首相は基本的質疑の初日となる1月30日、立憲民主党の岡田克也幹事長から米国製巡航ミサイル「トマホーク」の購入予定数を問われたが、他国に防衛能力を把握されかねないと説明を拒んだ。  こうしたやりとりは、基本的質疑で幾度となく交わされた。共産党の志位和夫委員長は、政府が反撃能力を担う装備と想定する12式地対艦誘導弾、高速滑空弾、極超音速誘導弾、トマホークなどの射程距離を質問。浜田靖一防衛相はこれに「安保上、控える」と答えなかった。  

・首相が国民の不安解消に努めたかも疑問だ。沖縄県石垣市は「反撃能力の石垣島配備は到底容認できない」との意見書を採択。志位氏は見解をただしたが、首相は「南西地域の防衛体制強化は防衛力強化の柱だ。丁寧に説明を続けたい」と述べるにとどめた。  

・その一方で、踏み込んだ答弁もあった。3文書は反撃能力を行使するケースとして「弾道ミサイル等による攻撃」を受けた場合と明記する。「等」に着目した立民の玄葉光一郎元外相が「(攻めてきた)戦闘機や艦船の母港に向け、行使することはあるか」と迫ると、首相は「個別具体的に考える」と否定しなかった。  

・集団的自衛権の一環として反撃能力を行使する「危険性」も議論になった。米国などに対する攻撃だけで日本が反撃に出た場合、「相手国から先制攻撃とみなされ、専守防衛の枠を超えてしまう」(立民幹部)との懸念からだ。  

・岡田氏は、集団的自衛権の発動下で反撃能力の行使が想定される事例を示すよう要求。しかし、首相は「全くわが国と関係ない事態で米軍が攻撃を受けても、わが国が対応することは考えられない」としつつ、「国民の命や暮らしを守る手だてを明らかにすることは控える」と応じなかった。  

・防衛力強化の詳細が見えない中、財源に関する議論も広がりを欠く。岡田氏は質疑の中で「(トマホークが)何発か言えなければ、(今後5年間の防衛費総額の)43兆円が正しいか、どう検証するのか」と批判。志位氏は2日の記者会見で「聞いたことに答えず、ただ時間をつぶす不誠実な答弁の繰り返しだ」と首相の国会対応を酷評した。 

2月3日

防衛力強化、詳述避ける岸田首相 野党追及に「手明かせぬ」連発 予算委(時事通信) - Yahoo!ニュース

岸田文雄

岸田 文雄(きしだ ふみお、1957年〈昭和32年〉7月29日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員(10期)、内閣総理大臣(第100代・第101代)、自由民主党総裁(第27代)、宏池会会長(第9代)。

防衛政策の議論をするのに調達する装備品の概算も伏せてしまっては議論が成立しなくなるのでは? 機密保持が悪いことだとは思わないが防衛政策を論じる中で調達数を隠してしまうのでは政府に全権委任状を渡してしまうのと同じで国会の存在意義を失っていまう。 法的に特定秘密の指定がないから政府がこれを隠すのは適切とは言えない。

安倍政権から続く自公政権の弊害が何と言っても【説明しない政治】だろう。「丁寧に説明」という言葉を使うが、実際は”ゆっくりとした口調の言い訳”であり、具体的な説明をした事など一度もない。 にもかかわらず、全体像も把握せず、何の根拠もなく「野党よりマシ」と脊髄反射的に最初から決めつけている大手マスコミ、それに追随する思考力のない人達がこの国を悪くしているのだと思う。

厳しいなあ。そこはわかるとしても 他の事を見ても「手明かさぬ」事案が目立つからなあ。少子化対策の財源とかもなあ….. 黒塗り政治と閣議決定重視を ありがとう、自民党! 勝手に進めます!

実際に行為をするのは自衛隊員。彼らがどう思っているのかを知りたい。お国のためなら…と思っているかどうかは、聞いてみないと分からない。どうせ何を言っても、決まったことは仕方ない…で、進んで行ってしまうのだろう。岸田よ、息子に自衛隊員になれ…と言ってみろ。

岸田「手の内は明らかにしない」 息子がどこで公費観光旅行をし、どんな土産物をいくらで買ったのかも明らかにしないのだから、当然といえば当然。


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